真乗寺 南区松本1-18
明和元年(1764)青面金剛立像六臂
右手に剣 左手にショケラ。邪鬼二鶏三猿。
右側面「奉造立青面金剛供養塔」左側面
足立郡笹目領松本村講中。願主 個人名。
県道79号線東路傍 南区内谷4-18
元文2(1737)<猿田彦大神>の小堂の中。お前立ちに新しい地蔵菩薩立像。
青面金剛立像
六臂 右手に剣 左手にショケラ。足元に邪鬼二鶏。下部に三猿。
塔の左側面
内谷村講中十四人。
新大宮バイパスの西。排水路沿い 南区内谷1-5
天明2(1782)青面金剛立像
合掌型六臂。足元の邪鬼は正面向き腕を立てM字型。
朱色に彩色されている。下の台に三猿。右側面に内谷村講中十七人。
四谷観音堂 南区四谷3-17
宝永5(1708)青面金剛立像合掌型六臂。邪鬼、二鶏、三猿。台の正面中央には
奉造立庚申像為二世安楽也。脇に願以此功徳普及於一切
我等與衆生皆共成佛道
左側面には足立郡与野領四ツ屋村施主惣女中。
年代不明
正面に「庚申神」左側面 左 よのみち。右側面右 はやそ道。
四谷観音堂南路地路傍 南区四谷3-10
文化7(1810)小堂の中。青面金剛立像
六臂 右手に剣、左手にショケラ。
足下に邪鬼二鶏三猿。左側面に講中、左よの道。右側面
右うらわ道。
沼影観音堂 南区沼影1-6
宝永5(1708) 青面金剛坐像
合掌型。その下に頭が右向きの邪鬼と三猿。
その間にやや不自然なつなぎ目があり、本来一体のものかどうかは不明。
大きな台の正面「奉造立庚申像為二世安楽也」脇に願以此功徳普及於一切
我等與衆生皆共成佛道。これは四谷観音の庚申塔と全く同文。両方共に
宝永5年の銘があり、台の規模もほぼ似通っていて、両者は何らかの関連が
あるものと思われる。下部に9名の名前。右側面
足立郡笹目領沼影村。
参道の右側、観音堂の近くに集められた石塔群の中の庚申塔。下部が欠損して
年号等の詳細不明。正面上部
日月雲が線刻され、その下に大きく「庚申塔」
右側面
上部に「東」とあるがその下はほぼ剥落している。わずかに読めるのは
「う」「ひ」のみ。わらび、うらわあたりだろうか?