毘沙門堂南西路傍 緑区松木2
毘沙門堂の西50mほどを左折すると三差路の角の空き地に石塔が並ぶ。
庚申塔 享保8(1723)板駒型 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。邪鬼の下に三猿。
右側面「奉供養庚申塔為二世安樂」その下に願主7名の名前を刻む。
左側面 年号の脇に武州足立郡木崎領松木村。続いて施主6名の名前。
塔の裏に回るとここにも施主10名の名前があった。合わせて施主23名になる。
三室堂南路傍 緑区松木3
東浦和駅前通り、松ノ木バス停付近で右に入った先、角地の桜の木の下に庚申塔。
安永5(1776)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 六臂。表面が溶けかかっているが、
右手に鈴、左手にショケラだろう。下部に正面向きM字型の邪鬼と三猿。
右側面 中央に「奉造立青面金剛童子」脇に天下泰平 國土安全と刻む。
左側面には 左から年号。中央に「奉建立庚申」その下に武州足立郡木崎領
三室松ノ木講中三十三人、願主 個人名と続く。
三室堂南西路傍西側 緑区馬場2
松木3丁目の「桜の木の下の庚申塔」から北へ向かうと左側路傍に庚申塔が並ぶ。
元禄7(1694)板駒型。青面金剛立像 合掌型六臂 光背右「奉供養庚申二世安楽修」
足元脇に薄く二鶏。大きな人形のような邪鬼を踏む。その下に三猿。
天明3(1783)荒彫角形 中央に「庚申供養塔」あとは読み取れない。
三室中学校北 緑区馬場1
東浦和駅前通りから三室中の北を左折してすぐ、右手壁の中に庚申塔。
文化9(1812)笠付角柱。笠に富士山と日月雲。正面に大きく「天地百庚申」
脇に松尾大明神、氷川大明神と彫る。願主 清水氏。
三室堂 緑区馬場2
三室堂の門を入って右、宝筐院塔と並んで庚申塔。
宝暦5(1755)板駒型 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。下部に邪鬼と三猿。
右側面に年号。左側面には三室村講中拾貳人と刻む。
朝日坂上住宅前 緑区宮本
三室堂の北を通る道を東に向かい突き当たりの住宅の前、雨除けの下に庚申塔。
安永元年(1772)中央に「庚申供養塔」下部の三猿がかわいい。右側面に年号。
左側面 武州足立郡木崎領宮本村中と刻む。