堀崎町稲荷神社 見沼区堀崎町
稲荷神社の境内角、北側のフェンスの前に庚申塔。
文政8(1825)山型角柱
正面 日月雲に続き大きく「庚申塔」二段になった台の
上の台の正面に三猿を彫る。
右側面 年号とともに 北
あげを はらいち 道 東 いわつき 道と刻む。
左側面 足立郡堀崎町
講中。
薬王寺入口 見沼区島町
薬王寺の参道の左手、熊笹の中に庚申塔。
天明3(1783)山型角柱
日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。足元には
ずんぐりとした邪鬼がうずくまる。その脇に二鶏を線刻。下部に三猿。
右側面「奉造立庚申供養」左側面
南部領嶋村講中。世話人二名の名前を刻む。
春里中学校東墓地 見沼区小深作
春岡中学校の200mほど東にある墓地に石塔が並ぶ。その中に庚申塔。
延宝7(1679)板駒型。正面に「奉供養庚申為二世安楽也」その下に大きな三猿。
三猿の下の部分に女性名も含めて30人の名前を刻む。
大圓寺 見沼区風渡野
大圓寺の南側の駐車場の入口付近、両側に多くの石塔が並ぶ。西側に庚申塔。
寛保18(1733)笠付角柱
日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂 蛇冠 三眼。
青面金剛は小太りで足元の邪鬼は苦しげな表情。足の脇に二鶏
下部に三猿。
右側面「奉造立庚申供養塔」左側面
武州足立郡南部領風渡野村 施主 村中。
風渡野郵便局北 見沼区風渡野
七里駅近く、風渡野郵便局の北、右側木立の中に庚申塔。
万延元年(1860)駒型
青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。二匹の邪鬼の頭を踏む。
さらに下の台の正面に三猿を彫る。
断裂跡が見える。意外と立体感のある丁寧な彫りである。左側面には年号、
右側面上部は天下泰平
諸願成就だろうか。下部には風渡野村と刻む