東宮下氷川神社前 見沼区東宮下2
宮下氷川神社の鳥居の前の四つ角、住宅の脇に庚申塔。
正徳5((1715)笠付角柱 青面金剛立像 合掌型六臂。表面は風化が進む。
両側面はブロックが迫っていて写真は撮れないが、左側面には年号に続き
講中男女八十人と刻まれている。
宮下八幡宮 見沼区東宮下1
宮下八幡宮の参道の左側、鳥居をくぐってすぐ庚申塔 安永6((1777)笠付角柱。
日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。台も含めてボリュームがある。
右側面「奉造立庚申供養意願成就」左側面 足立郡宮下村 導師 僧名
施主 秩父講二十四人、庚申講十七人と刻む。
下部に愛嬌のある邪鬼。二鶏も厚めに彫る。三猿はかくれんぼをしているようだ。
稲荷社前路傍 見沼区膝子
県道105号線沿い、小高い塚の上に立つ稲荷社の前の空き地に庚申塔。
元禄10(1697)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。
台の正面に卍と輪宝をくっきりと彫り、その脇に数名の人の名前を刻む。
塔と台の三つの面に渡ってたくさんの名前。資料によると結衆48名。
膝子八幡神社参道脇 見沼区膝子
八幡神社の参道左、境内社の前にポツンと庚申塔。
弘化4(1847)山型角柱。正面に大きく「庚申祭」文字も立派で下の台の3猿も
生き生きとしている。
台の両側面には講中22名の名前を刻む。
塔の右側面 年号の脇に天下泰平 國土安全。左側面 武州足立郡膝子村。
その脇に四地名あるが読めるのは いわつき あとは十王だろうか?
横根町三差路 見沼区膝子
県道105号線を少し東に外れて坂道をありてゆくと右側の壁の中に庚申塔。
元治元年(1864)山型角柱。正面に日月雲 続いて「庚申塔」三猿は足を投げ出して
くつろいでいる。左側面に下組講中と刻む。