松澤宅祠 見沼区中川
第二産業道路高井バス停付近、大きなコープの北にある長屋門の立派な住宅の庭の
祠の中に庚申塔 文化5(1808)山型角柱 日月雲 中央に「庚申塔」祠の中は狭く
塔の側面にカメラは入れない。
下部の三猿。聞か猿は片耳だけ、見猿は片目だけを塞いでいる。
高井バス停付近コープ脇 見沼区中川
第二産業道路高井バス停のすぐ南に大きなコープの駐車場入口脇に庚申塔
明治13(1880)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。足元には
二匹の邪鬼のユーモラスな顔。下の台に三猿を彫る。明治期の庚申塔は珍しい。
記憶にあるのは中央区鈴谷大堂角の庚申塔 明治44(1911)邪鬼の顔が似ている。
塔の右側面には年号。続いて北足立郡中川村講中とあり、数人の名前を刻む。
左側面「奉造立庚申二千躰礼拝供養塔」
三猿が彫られている台の左側面、三方向 五地名。とても読みやすい。
円蔵院 見沼区中川
円蔵院の入り口付近にある不動堂の横に庚申塔。
安永7(1778)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち 六臂。見沼区で
よく見るずんぐりとした邪鬼。脇に二鶏を線刻。下部に三猿。
塔の右側面には「奉造立庚申供養塔」続いて 願主 中川惣村中。
左側面 年号に続き、助縁 上山口新田村 新右ェ門新田村中。
宗像神社入口路傍 見沼区新右ェ門新田
宗像神社の入口の路傍に庚申塔。
寛政8(1796)山型角柱 日月雲 中央に「庚申塔」下部に二鶏・三猿。
右側面に年号。左側面 新右衛門新田 講中六人。願主 個人名を刻む。
円蔵院西坂下交差点角 見沼区上山口新田
円蔵院西の坂の下、信号機のある交差点の角に庚申塔。
文化7(1810)笠付角柱 正面「庚申供養塔」下の台に丸みのある三猿を彫る。
塔の右側面に年号。世話人2名。右脇に小さく大間木石工の名前が見られる。
左側面 武蔵國足立郡見沼之内 上山口村。その両脇 北 はらいち 東 うらわ。
三猿の彫られた台の両側面には講中十数名の名前を刻む