稲荷社前 見沼区膝子 [地図] 県道105号線沿い、七里総合公園の南を通る道との交差点から北へ100mほど 西側の小高いところに祠が立っている。その入り口道路沿いに庚申塔がある。 庚申塔 元禄10(1697)青面金剛立像 合掌型六臂 台の正面に卍と法輪が彫られ 側面には講中48名の名前が刻まれていた。 膝子八幡神社 見沼区膝子 [地図] 上の交差点から東に進んですぐ右へ曲がりまたすぐ左折する。しばらく行くと 八幡神社の鳥居が見えてくる。参道左にポツンと庚申塔が立っていた。 庚申塔 弘化4(1847)正面に大きく庚申祭と彫られている。遠くから見ると平凡な 角柱型の石塔に見えたが、近くで見ると文字も立派で下の台座の3猿も生き生きと 表現されていた。台の側面に講中22名の名前が、塔の側面に4地名が刻まれる。 膝子一里塚 見沼区膝子 [地図] 先ほどの交差点から南へ向かう。200mほど先の左側に一里塚があった。右奥に 二基の石塔が立っていた。ここも小高く塚のようになっている。 左 弘法大師坐像 安永2(1773)台座には奉納秩父坂東四国西国供養とあった。 右 一石六地蔵塔 正徳4(1714)三段にそれぞれ二体の地蔵尊立像が彫られている。 光背右に念仏供養の文字。光背左には施主 膝子村 同行21人と刻まれていた。 横根町三差路 見沼区膝子 [地図] 一里塚からさらに南に下る。400mほどで左に折れ、徐々に下ってゆきながら 道なりに右へ回って降りきったあたりの右側の壁の中に庚申塔が祀られている。 庚申塔 元治元年(1864)文字塔。三猿は足を投げ出してくつろいでいるようだ。