東大宮2丁目路傍 見沼区東大宮2-37 [地図]

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県道5号線第二産業道路、東大宮駅入口交差点で西に折れて少し行くと右手の
角の住宅の敷地に大きな文字塔が立っているのが見える。

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庚申塔 文化4(1807)左側面に大きく是よりあき葉みちと彫られている。二段に
なった台座の下の方の正面に講中34人の名前が刻まれていた。

八雲神社 見沼区東大宮1-30 [地図]

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第二産業道路、八雲神社入口交差点を西に入るとすぐ八雲神社の馬頭観音堂が
目に入ってくる。巨大なケヤキの木の下に庚申塔が立っていた。

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庚申塔 貞享3(1686)青面金剛立像 合掌型六臂 正面にお賽銭の箱が立っていて
全体像を写す良いアングルが見つからなかった。

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年代の割にはきれいな状態を保っている。六臂のうち合掌している二臂にくらべ
残りの四臂は彫りがうすく、位置やバランスが不自然に思える。

地蔵院北路傍 見沼区東大宮1-81 [地図]

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八雲神社から南へ300mほどで地蔵院に着く。その北の路傍に石塔が立っていた。

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馬頭観音の文字塔が二基。いずれも個人のもののようだ。

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地蔵菩薩立像 年代等は確認できていない。

地蔵院 見沼区東大宮1-82 [地図]

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地蔵院の門を入ると参道の両側にお地蔵様をはじめ多くの石塔が並んでいる。

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左側お地蔵様の隣に阿弥陀如来像塔 寛文10(1670)が立っていた。

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正面中央に阿弥陀如来坐像が彫られている。なかなか凝った彫りだ。

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その後ろに同じようなタイプの三基の石塔が並んでいた。

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左から 坂東西國秩父供養塔 寛政10(1798)台座に講中16人の名が刻まれている。

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中 坂東西國秩父供養塔 天保13(1842)こちらも台座に講中18人の名が見える。

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右 こちらの供養塔には坂東西國秩父百箇所諸願成就と彫る。宝暦10(1798)

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右側の列には手前から奥の方まで、多数のお地蔵様が並んでいる。

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六地蔵の間には柵に隠れてしまいそうな小ぶりのお地蔵様が立っていた。

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柵の間から広角レンズで写したがこれが限界。全体を写すのは難しい。
地蔵菩薩立像 正保4(1647)随分古いものだが状態はいい。素朴な表情。

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その奥、お地蔵様の奥にこんな石塔が立っていた。風化が激しく剥落している
部分もあるが、正面に大乗妙典六十六部日本廻國供養と彫られている。側面に
奥州栗原郡堀口村という文字が見えるがどういうわけだろう?天保3(1832)
台に村世話人3人、回國世話人3人の名が刻まれ、施主 諸国同行中となっている。